自由な時間をつくる。
はじめまして!カシオペイアの代表山縣綾子です。カシオペイア株式会社は、「良い意味で人生をよくばりたい人」のために、余力や時間を持てるようになるサービスを探してお知らせしたり、そんなサービスそのものを作って提供する会社です。
いい意味で人生をよくばりたいとは、仕事・家庭・子供・趣味など、それぞれが「自分の人生を豊かにする」と考えるもの全てを無理なく手に入れることができ、イキイキと過ごせるという意味です。
すでに仕事・家庭・子供・趣味などを並行して行われている方もいらっしゃいますが、特に子育てを伴う場合において内情はとても過酷なことが多いです。
「もっと自由時間や余裕時間を持ちながら、全てを手に入れることができるようになりたい!」私は結婚後、仕事・家庭・子育てをしながら、2009年から10年間このように思って過ごしました。
10年間、仕事や家庭をほぼワンオペでまわす忙しい生活でしたが「子供を24時間保育園に夜の2時間だけあずけて仕事の会食に行く」など、いろいろな工夫をして外に出ていると、たくさんのステキな方に出会うことができました。彼らの仕事ぶりに大きな刺激を受けました。
またこの10年で、10万円ぐらいのパソコンで文字入力や表計算だけでなくシンプルな動画編集や写真加工などが可能になり、自宅でできる仕事がが増えました。スマートフォンが普及してチャットによる会話や写真の送受信が普通になったおかげで、どこでもコミュニケーションが取れるようになりました。生活を便利にするいろいろなサービスや家電が登場し、家事の時間を大幅にカットできるようになりました。
それら全てが私の仕事と生活を助けてくれました。
こうした経験から「もっと余裕を持つことは、今の時代だから、誰にでもできるレベルで実現できるのではないか?」と思いました。
そんな想いがふくらみましたので、自由な時間を得るために必要な情報をウェブメディアで発信したり、具体的な解決策となるサービスを提供する会社を立上げようと思いました。カシオペイア株式会社です。
現在。未来。
現在は、余裕時間を得られるサービスの情報を発信するウェブメディアを運営しています。主に30〜40代の女性に好評です。並行してこれまで10年営業してきたライター業務も行っています。
今後は「チャットでつながる!家事の秘書」サービスや、家事や子供の送迎がついた「実家が隣にやってきた!」的な物件の立上げを考えています。
社名の由来。
kassiopeia(カシオペイア)はドイツの作家ミヒャエル・エンデ作の児童書「モモ」に登場します。時間を司る人物であるマイスター・ホラの「カメの名前」です。
同書の主人公は家族を持たない少女モモです。彼女は廃墟で街の人の助けを借りながら、彼らと一緒にとても楽しい時間を過ごしています。しかし、彼らの豊かな時間を「時間泥棒」が奪いはじめます。
「モモ」は時間泥棒に奪われた人々の「親しい人と分かち合う時間」や「笑いあう時間」を取り戻すために主人公が奮闘する物語です。
カメのカシオペイアは、モモが時間泥棒との戦いの中で、ここぞという時に一緒にいてくれて、道しるべになってくれる友人です。必要な時にそばにいてくれて、ヒントをくれる、そんな存在です。
モモのカシオペイアのように、お客様が必要な時に側にいて解決につながるヒントを提供できる、サービスを提供できる。そんな会社を目指してカシオペイア株式会社という社名に決めました。
児童書「モモ」の紹介と裏エピソード
会社名を考えている時、「時間を提供できるような会社にしたい!」と言う私に、「モモ」のことを教えてくれたのは友人でした。
本は知っていましたがお恥ずかしながら読んだことはありませんでした。私は偶然を大事にすることにしているので一気読み。これは社名にぴったりだ!と思い、社名はカシオペイア株式会社となりました。
代表取締役・ライター 山縣綾子